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千葉の人でも意外と知らなかった特徴と魅力。
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富津市(ふっつし)
地図
海と山に囲まれ自然豊かな観光の街
 富津市は千葉県南部にあり、富津岬から東京湾に面した市の南端までが南房総国定公園に含まれています。市の大半に房総丘陵が広がっているため平地が少なく、東京湾沿岸の人口の多くは市の北西部に集中しています。南北40 ㎞にも及ぶ海岸線と緑豊かな山や切り立った崖の鋸山など、海と山に囲まれた自然豊かな市域です。また、北部の東京湾に突出した富津岬は関東の天の橋立といわれ、先端は富津公園になっており、東京湾を望む景観や潮干狩り、海水浴など観光スポットとして多くの観光客でにぎわいを見せています。
 農業は水稲と施設園芸や露地栽培などの畑地耕作栽培が中心になっています。漁業は北部はのりやアサリなどの二枚貝の養殖が盛んで、南部はさざえのほかに鯛などの高級魚介類が水揚げされています。工業は市北部の埋立地の「富津地区工業用地」があり、52 社にも及ぶ企業が進出し、更に日本最大級の火力発電所を有しています。
 2010年(平成22年)の産業統計によると第一次産業の就業者が減少し第三次産業が最も多く、観光業中心の産業構造になっています。
 市内へは沿岸部をJR東日本の内房線が通っており、青堀駅、大貫駅、佐貫町、上総湊駅、竹岡駅、浜金谷駅の6駅がありますが、平地の少ない内陸側には鉄道が通っていません。
 高速道路は館山道が市を縦断しており、市内には富津中央インター、富津竹岡インター、富津金谷インターの3つのインターチェンジがあります。国道は北部を16号線が、沿岸部を127号線が通り、465号線は北部を横切り更に市の中央付近を横断しています。また、金谷港と横須賀市の久里浜港を結ぶ東京湾フェリーが海の国道としての役割を担っています。
千葉県立富津公園
千葉県立富津公園
潮干狩り場
岬にある潮干狩り場

火力発電所
日本最大級の火力発電所
浜金谷駅
浜金谷駅

南関東最大の古墳がある街
 富津市には縄文時代や弥生時代の遺跡が多く残っていて古くから人が住んでいたことがわかります。中でも5世紀頃に作られた内裏塚古墳(だいりづかこふん)は南関東最大級の古墳として知られています。
 富津という名前はヤマトタケル伝説の「嵐を静めるために海に投身した弟橘姫(おとたちばなひめ)の袖が流れ着いた海岸」、「布が流れてきた津」つまり「布流津」から転じて「富津」となったとされています。
 富津は701年(大宝1年)の大宝律令の制定によってできた上総国に属していた地域で、戦国時代に佐貫城を拠点としていた真里谷武田氏の支配の後、安房里見氏が支配していました。江戸時代には幕府の直轄領となり、1871年(明治4年)廃藩置県で木更津県となり、1897年(明治30年)に町制が施行され富津町ができた後、統廃合を経て1971年(昭和46年)に富津市が誕生しました。
 有名な鋸山は、山にある乾坤山日本寺(けんこんざんにほんじ)の山号にもなっている乾坤山が正式名称です。この山では江戸時代から「房州石」と呼ばれた建築資材に適している凝灰岩が盛んに採石されるようになり、その結果、露出した岩肌が鋸の歯に見えることから「鋸山」と呼ばれるようになりました。その後、自然保護規制が強化され1985年(昭和60年)に砕石が終了し、現在は観光地として利用されています。
 富津市のほぼ中央にある大坪山の山頂にある高さ56メートルの巨大仏像、東京湾観音は、東京深川で材木問屋を営んでいた宇佐美政衛氏が第二次世界大戦の戦没者慰霊と世界平和への想いで建設したもので、1961年(昭和36年)に完成し、今でも東京湾を往来する船の安全を見守るように建っています。
鋸山
現在は観光地となった房州石の採石地鋸山
房州石で作られた塀
房州石で作られた塀

東京湾観音 
南房総国定公園の大坪山の山頂に見える東京湾観音
高さ56m東京湾観音
1961年(昭和36年)に建立された高さ56m東京湾観音

豊かな自然と都心へのアクセスも良い街
 富津市はマザー牧場など全国でも有名な行楽地があるほか、海外からの観光客にも人気の鋸山の「地獄のぞき」など有名な観光スポットなど第三次産業が多く、豊富な海の幸に恵まれている特性を生かしグルメでも地域おこしをしていこうという活動も行われています。
 その一つが「はかりめ」です。「はかりめ」とは、市場などで使っていた棒秤(ぼうばかり)とアナゴが似ていたことから、漁師は東京湾で獲れる「江戸前アナゴ」を「はかりめ」と呼んでいました。この「はかりめ」をご当地グルメとして広げていこうと2007年(平成19年)から毎年6月に開催されているのが「富津はかりめフェア」です。「富津はかりめフェア」にはアナゴを使った個性ある料理を提供している市内の18件の飲食店が参加しており、期間中に「はかりめ」料理を注文すると小鉢料理などさまざまなサービスが提供されるというもので、多くの人々に富津の「はかりめ」を知ってもらい名物にしていこうという取り組みです。
 更に勝浦の勝浦タンタンメンと並んで千葉のご当地ラーメンとして有名になった「竹岡ラーメン」も市内の竹岡地区周辺で発祥したといわれ、元祖といわれている店には県外からも多くの観光客が「竹岡ラーメン」を求めて訪れ、市外にも富津発祥の竹岡ラーメンを提供する店が増えています。
 富津市は観光地としてだけでなく内房線で千葉や東京と結ばれ、市内の金谷からはフェリーが、木更津にはアクアラインと、比較的東京に近く自然豊かなベッドタウンとして著名人や芸能人にも注目され、住居または別荘地としても知られるようになってきました。
 海に面し自然豊かな観光地としての側面と、東京にアクセスの良い居住地としての側面を持つ富津市の、これからの発展に期待したいと思います。
梅乃家
竹岡ラーメンの発祥とされている行列ができる梅乃家
宮醤油店
味の決め手になる醤油を作っている宮醤油店

天羽マリーンヒル
別荘の建築が進む別荘地「天羽マリーンヒル」
別荘
東京湾を見渡せ、天気の良い日には富士山も望める別荘

(2021/4/9)
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