茂原の地域拠点を作る
地域振興の拠点としてオープン
太陽は「世界」、星は「七夕のまち茂原」を象徴したネーミングの「太陽と星のマルシェ」は、2019年4月上旬オープン予定の東茂原農産物直売所です。
オープン後には「太陽のマルシェ」として朝市を、夏には「星のマルシェ」という名の夜市をと、名前に由来する市場の開催も計画しています。
商品は地元の採れたての野菜や、茂原の地域振興として開発された「星のソース」、茂原初の酒蔵が作った酒など茂原初の商品を取り揃えて販売するだけでなく、他の地域と連携した商品なども取り揃えていく予定です。
茂原商工会議所青年で行っている事業「長生アクション」も意識して茂原市周辺の長生村、一宮町、睦沢町、長柄町、長南町、白子町の近隣地域の懸け橋として機能すること。また九州地区など別の地域や台湾、シンガポール、タイ、マレーシアなどのアジア諸国などとの連携もしていきたいと思っています。
更に、直売所周辺には農家もあることから収穫体験など、買い物をするだけではなく、観光拠点として来てもらえる施設を目指します。来年2020年のオリンピック直前までには、道の駅としての認定取得をし、インバウンド客にも立ち寄ってもらえる店を目指しています。
「どぶろく」を販売する
私が高校生の時に、地元の老舗のマスターに料理を教わったことが食の世界に興味を持ったきっかけでした。その後飲食の道に進み、18年間ダイニングバーを経営していました。
2015年私のおじが5年間かけて酒造免許を取得し、茂原初の醸造所を創業し、翌年「純米発泡濁酒かやま」を発売し、私に販売を手伝ってくれとの依頼がありました。
ちょうどその頃、茂原商工会議所の青年部に参加し、地元特産物のPRとして「本納ねぎ」を使った「星のソース」を発売するなど、地域振興の活動を経験していました。そのことが茂原初の酒も地域振興につながると思い、合同会社MAYA企画を設立し、酒の販売を始めることにしました。
当初は消費者に馴染みの薄い「どぶろく」を販売するのには苦労をしました。農産物の直売所などに落花生を一緒に卸すことで「どぶろく」も置いてもらい販売をしていきました。最近では甘酒も販売できるようになったので、販路は拡大していきました。
さらに、長生村のお米を使用した「長生寿ないすは商標登録し、クールジャパン商品としてシンガポールから販売を開始しました。この商品は茂原市と長生村は地域の為に、ふるさと納税の返礼品となっていて、店舗では太陽と星のマルシェだけで購入できる商品です。