夢は「事・場・運ぶ」で
銚子を元気に
銚子たくさんの人が来てくれるようにするには、何かきっかけとなるようなコンテンツ、つまり「事」を用意しなければなりません。そこで思いついたひとつが、銚子ビールでした。興味を持ってくれた人が銚子に足を運んでくれるようになる事を期待しました。
また、銚子には子育て世代のママが安心して集まれるような所や、地域の若者が何かを始めようとした時に、長時間気兼ねなく打ち合わせができるコミュニティプレイスとしての「場」がありませんでした。C's marina Kitchen & Caféはその「場」として機能させることができます。
「事」と「場」を掛けると「人が運ばれてくる」ことを省略して「事・場・運ぶ」(ことばはこぶ)と呼んでいますが、それが銚子にとって良い結果を生んでくれると信じています。
「事」も銚子ビールだけでなく、ビールの材料にもなるホップの栽培や、増え始めているオリーブの栽培など、まだまだ一歩先のコンテンツをたくさん用意しなければなりません。「場」も閉校された学校など活用すべき場所も増えてくるでしょう。
更に「SDGs」※1や「Society5.0」※2など、銚子が良くなっていくために知っておくべき事も、まだ銚子には浸透していません。こういう事を皆が知って、取り組んでくれるようにするための、広義の「教育」も必要だと考え、それを知って議論できる「場」づくりも進めていきたいと思っています。
これからも銚子チアーズは、リスクを恐れず初めてのことに挑戦する「ファーストペンギン」として活動し、人が沢山集まってくれる街になって、皆で「乾杯(cheers)」できるように頑張っていきたいと思っています。
※1.SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標。
※2.日本政府による科学技術政策の基本指針のひとつで、科学技術基本法に基づき、2016年から5年ごとに改定されている「第5期科学技術基本計画」で登場したキャッチフレーズで、「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)」と定義されている。