従業員と共に考え、
地産地消に取り組むラーメン店
地産地消の
家系ラーメン店
株式会社サンライズは、2021年(令和3年)1月に法人化した柏の「王道家」のグループ店舗、「王道いしい」というラーメン店を経営している会社です。「王道いしい」は、いわゆる「家系」と呼ばれている豚骨醤油ベースのラーメンで、2017年(平成29年)5月にオープンした千葉市村田町の本店と、市原市五井に2020年(令和2年)1月にオープンした五井店の2店舗を経営しています。
本店のある千葉市村田町の近隣は2交代や3交代勤務の方が多い工場が立ち並ぶ地域なので、朝早くから営業する事でお客様のニーズに応えるようにしています。
店舗で使う麺は「王道家」の製麺所から仕入れていますが、定番の太麺の他細麵などのオーダー麵も特注し、燻煙チャーシューと共にお客様にご好評をいただいております。
店で使う野菜や米はできるだけ地産地消をしていきたいという思いから、地元の農家さんと提携し、新鮮で良いものをご提供する事が可能になり、また季節ごとに採れる野菜も限定でご提供できるようになりました。
このような活動をしていた事から、「千葉市つくたべ」という千葉市農産物の地産地消プロジェクトにも「千葉市地産地消推進店」として参加しています。
王道いしい本店
2交代3交代で働く人のために朝ラーメンを提供
サッカー少年が
ラーメン修業の道へ
私は生まれも育ちも市原市で、子供の頃はサッカー少年でサッカーばかりしていました。もちろん料理も子供の頃から好きでした。
一度は高校に進学したものの、訳あって退学し、その後は迷わず好きだった料理の世界に飛び込みました。飛び込んだ先は中華料理店でしたが、その後結婚をして子供が生まれるとなって、少ない給料では生活が大変だったため、思い切って料理とは全く関係のない鳶職として働きました。
鳶職として働いてはいましたが料理の世界に戻りたいという思いが強く、25歳の時にそれまで貯めた資金を元に、妻と二人でラーメン店を始めましたがうまくいかず閉店する事になってしまいました。その後29歳、38歳の時にも再チャレンジしましたが、それも閉店するという結果になってしまいました。今思えば、何でも自分一人でやろうとしていたのがうまくいかなかった原因だと思います。
店をたたんでしまったため、就職しなければ生活していけません。そこで、もともと家系のラーメンが好きで、直径店での修業を考え飛び込んだのが「王道家」でした。
背中には「王道家」の文字が
石井社長のキャラクターが店内にも